湧別町(ゆうべつ)は、北海道の東北部にあり、東は常呂地区と佐呂間町、南は遠軽町、西は紋別市に隣接しています。総面積は505.74㎢。オホーツク海に面し、北海道で最大の湖・サロマ湖があり、北見峠が水源の湧別川流域に豊かな大地が広がります。町名の由来には2つの説があり、アイヌ語の“ユペ”である鮫(鮭)から、「鮫(鮭)の多い川」、また“ユー”は、湯または温泉、“ベツ”は川を表し、「温泉のある川」との説があると言われています。
湧別町の気候は、オホーツク海型気象地帯の特徴を持ちます。2018年における年間降水量は819.5mm、平均気温は6.4度、最高気温は34.5度、最低気温はマイナス21.8度となっています(気象庁:湧別 年ごとの値 2018年より)。北海道内の中でも、冬季の降雪量も少ないため、快適で住みやすいエリアです。湧別町の拠点となる交通機関や駅は、JRや路線・都市間バス(遠軽駅)、飛行機(オホーツク紋別空港)となります。
湧別町の農業に活気をもたらせていたチューリップを後生に残すため、昭和51年に「町の花」として指定された“チューリップ”。「かみゆうべつチューリップ公園」では、毎年120万本の鮮やかなチューリップが咲き誇ります。また町内では、春から秋にかけて、桜やツツジ、ライラック、マリーゴールド、サルビア、真っ赤なサンゴ草などを楽しむことができます。町に隣接する、周囲92㎞の湖・サロマ湖、毎年流氷が押し寄せるオホーツク海など、四季を通じて、オホーツクの豊かな自然を堪能することができます。
湧別町では、丸々と大きく風味豊かな毛ガニ、“海のルビー”とも呼ばれ希少なホッカイシマエビなどの海産物をはじめ、湧別の大地で農家さんが大切に育てた、こだわり野菜や甘くておいしい果物、乳製品、牛肉など、豊かな食材の宝庫。新鮮でおいしい食べ物が沢山そろっているのも魅力の一つです。町内には、病院や福祉施設、保育所・幼稚園、小中高校があります。また、スーパーやコンビニ、飲食店があるので、買い物や外食にも便利です。子育て支援に関しては、高校3年生まで医療費無料、保育料の助成等があり、雄大な自然を感じながら、子育てすることができます。
ここ湧別は年間を通じて様々なアクティビティを楽しむことが出来ます。